先日開催されました“ヴィアローム国立自然塾”のご報告です。
自然塾とは、森林浴、湯治、ハーブ園、海岸散策と実際に自然中に身を置き、
自然の中で得たリラクゼーションの感覚をフリクショントリートメントとともに、
体と感覚の深いところで味わっていく・・・そんな遊び心満載のショートトリップです。
今回は、東京からも程近い房総半島に行ってきました。
新宿から電車を乗り継いで、第一の目的地養老渓谷です。
お天気にも恵まれ、梅雨の間に成長した緑たちがまぶしいですね。
穏やかな滝のマイナスイオンと、緑たちの発するフィトンチッド(木の香り)に満ち、
本当に気持ちよかったです。
空気が澄んでいて美味しいですね。
水もきれいです。
2時間ほど電車にゆられてきたので、体をほぐすちょっとした体操なんかもしたり。
美しい緑の中でのストレッチは爽やかで、本当に気持ちがいいものです。
森林浴には、免疫を高めたり、枝葉のさわめきが発する1/fゆらぎが気持ちを安らかにしたりと、
まさに植物の精気による癒しですね。
渓谷散策のあとは、お楽しみの温泉です。
こじんまりとしながらも内湯と露天が楽しめ、緑と花に囲まれた素敵な温泉でした。
腰痛、冷えなどによいと言われています。美肌の湯でもあるそうですよ。
お風呂を出たらお昼も過ぎたころということで、大多喜ハーブガーデンで
ハーブやエディブルフラワーを使ったお料理をいただきました。

こちらはサーモンのムニエル。盛り付けが素敵ですね。
ハーブのアクセントも程よく、とても美味しくいただきました。
レストランの中にもゼラニウムやユーカリなどのハーブが溢れています。
お食事の後は、のんびりハーブ園見学です。
タイムのまろやかな香り、スペアミントの爽快な香り・・・
クラリセージの花も咲いていました。
和名でオニサルビアとついているだけあり、女性の背丈ほどになります。
薄紫の花がきれいですね。
ハーブ園の後は海辺へ向かい、合間に海岸散策をしながら、
フリクショントリートメントで今日一日の旅の疲れを癒します。
音楽などありませんでしたが、鳥たちのさえずりや風のぬけていく気配がここちよく耳に響きます。
今日一日に授かった森の精気、海の精気を集結させるようなトリートメントをイメージしました。
帰りは山道で鹿に遭遇するなど、最後まで自然の豊かさを実感することができました。
ご参加いただいた皆さん、不慣れな引率をサポートいただいてありがとうございました。
一日中満載の旅だったので、ちょっとお疲れになったかもしれませんね。
たまには日常を離れて、一日自然の中に身をおきトリートメントを受けてみるなんて、
そんなささやかな贅沢もエネルギーチャージにいいのではないでしょうか。
ヴィアローム国立ラプラージュホームページ>